CMFデザイン研究

(調査、分析、考察、まとめ)


■CMF入門講座

CMFデザインの概念についてColor(色)の役割、Material(素材)の役割、Finish(仕上げ)の役割を整理します。CMFの概念の基本を理解したうえで素材の特性を熟知して活かす優れた工芸の日本伝統文化から量産技術が飛躍的に進歩した戦後の高度成長期の色彩主導のデザイン、消費成熟期のモノよりコトの価値に目覚めた質感重視のデザイン、様々な要素が複合する現在のCMFデザインまでを豊富な事例を用いて検証、考察を行いから未来に向けての展望を進めます。

 

■CMFの属性を使った市場調査と製品分析

CMFを視覚属性と触覚属性の切り口で属性分類、整理することで市場調査、製品分析の足掛かりとして製品の特長、CMFに込められたデザイン意向を読みとりを容易にします。また、競合製品も併せて調査分析することで市場全体の差別化のポイント、重なった部分を調査することで明らかにして今後の製品開発の狙いを明確にします。

■素材から連想するイメージ

色彩のイメージと同様に素材にも人々に共通するイメージが存在すると考えます。

人はこの世に生まれ出でた時からまず、口に触れ、手で触ることで外界との関係を認知、認識を重ねる中で素材に対するイメージを育んでいくものと思われます。触感、味覚、嗅覚で感じ取った世界は、直感的なイメージで人の感受性に関わってきます。また、成長が進み社会との関わりの中で経験的に学ぶ素材のイメージ、モノのイメージも有ります。

多くの人が、共有できる素材のイメージを探りあてる事は、新しいモノとコトの創造から編集まで欠かせないものになって来ます。

 

 

■CMFの高級表現と今後の方向性

古来、高級表現は希少性と相対的な関係にありました。高級なイメージの色彩も元々は、入手できる染料、顔料の希少性、加工についても熟練性、制作時間、素材についても希少性が基本的には価値基準となり時代社会のヒエラルキーに重ね合わせて高級なイメージが社会化されました。

現在は、地球環境のサスティナビリティについての意識が、高まることでエシカルであることが、新しい高級の価値観として認識されるようになりました。

モノとコトの価値、高級感についての時代による人々の意識の変化と不変、普遍について掘り下げ未来を予測します。

 


■持続可能なCMF価値創出についての考察と提案

20世紀の工業製品は、均一な品質を第一の目標として大量生産され

品質が劣化すると使い捨て、買替の循環が繰り返されてきましたが、

今世紀、環境汚染、資源枯渇に対する危機感が強く意識されるようになりSDG’sが、社会活動の必然とされています。

持続可能な私の生活を真に豊かにする新たな価値観とモノ作りとコト起しの可能性を問います。



主なセミナー実績

・武蔵野美術大学工芸工業デザイン学科「CMF特講」

・JAFCA 「CMFワークショップ」

・日本色彩研究所、JAFCA 「ナラティブCMFワークショップ」

・日本色彩学会「持続可能なCMF価値創出についての考察と提案」「経年変化する建材の魅力についての考察」

・塗料報知サスティナブル講座「持続可能なCMF価値創出についての考察と提案」

・技術情報協会「自動車内装の加飾による感性価値向上」

・サイエンス&テクノロジー「自動車内装空間をトータルインテリアとしてとらえたCMF開発」

・R&Dサポートセンター「プロダクトカラーデザインにおける高級表現」

主な執筆実績

・技術情報協会編「ヒトの感性に訴える製品開発とその評価」

・技術情報協会編「自動車インテリア内装の開発、感性価値向上」

・R&Dサポートセンター編「高級感を表現する要素技術と評価法」

*上記テーマをはじめCMFに関するセミナー、調査報告等承ります。